平和の祈りを続けましょう №4

 平成20年8月17日

平和の祈りを続けましょう


 八月という月は広島・長崎の原爆記念日があり、そして終戦記念日があって私たちにとっては祈りと鎮魂の月といえます。皆様の中にも戦争で肉親を亡くされた方が多いのではないでしょうか。今年は戦後63年になりますが、戦争体験者の傷跡は未だに癒えておりません。しかしその一方で特に若い世代の人たちの戦争に対する認識と反省の気持ちは風化し薄れるばかりというのが実情のように思います。
 
 今年の長崎平和宣言の中で田上長崎市長は「戦争に勝ちも負けもない。あるの は滅びだけである」という故永井 隆博士の言葉を引いて平和の尊さを訴えましたが、誠に戦争は癒えることのない悲惨をもたらすだけです。「人間は歴史から なのも学ばないことを学ぶ」という愚を犯すことなく私たち一人一人が平和の祈りを続けていきましょう。

           火除け法要終了御礼
 八月十日、恒例の火除け法要が無事行われました。今年も沢山の方にお詣り頂きましたこと厚く御礼申し 上げます。法話は今年も山口市の仁平寺ご住職田中大道師がして下さいましたが、私を引き合いにしながら寺の役割、今後のあり方などユーモアたっぷりにお話頂き、笑いのうちに皆様が頷いておられてことが印象的でした。私も少しでも皆様のお役に立てるようなお寺にするため努力していきたいと思います。みなさま からもどうぞ忌憚のないご意見をお寄せ下さい。



まだあっついにゃ~。いつまでつづくのかにゃ~。みなさまも暑さおたいせつににゃ~。