腰痛顛末記
平成29年2月16日
正月早々私がインフルエンザに罹り、たくさんの方にご心配とお助けを頂いたことを前号に申し上げましたが、実はその続きの話があります。それが表題の腰痛。実のところ、まだそれを引きずっているのですが、これは皆さまもご用心頂きたいことと思い、敢えてその顛末をお知らせしたいと思います。
インフルエンザが治った頃のことです。それまで時たま感じていたぎっくり腰のような痛みを始終感じるようになり、やがて起床時に激しい痛みで起き上がることが困難になったのです。仕方なく十日ほど後、整形外科に行ったのですが、診断は単なる腰痛ということで痛み止めの内服薬でおしまいでした。
しかし、その後も状態は変わらず、星祭直前、紹介されて改めて別の整形外科を訪れたところ「圧迫骨折」が判明したのです。骨密度は骨粗鬆症寸前。そのために圧迫骨折が生じたというのです。骨は丈夫と信じ切っていた私にはまさかの診断でした。圧迫骨折というのは本人が気づかないままなることも多いのだそうです。
この治療は骨折部位をコルセットで固定して骨が回復するのを待つしかないとのこと。で、診断の一週間後から私はほとんど一日中コルセット着用ということになりました。今はただ早く骨折が治ってくれることを願うばかりですが、これはすぐというわけにはいきません。コルセットは三か月ほど着けなければならないそうです。
私がこの圧迫骨折になって痛感させられたことは食事です。考えると、私のこの数年の食事は骨粗鬆症を引き起こす食事であったという気がします。日常しばしば食事を作る時間も気力もままならぬことを言い訳に、自称「命の水」が先になる生活ではそのツケが体のどこかに現れて不思議ではなかったのです。
皆さまの中に上のことに同感されるお方があるかも知れません。どうぞそのお方はこの私の轍をお踏みにならぬようご留意をお願いいたします。日頃、食の大切さを口にしながら自らこの事態に至ったことを恥ずかしく反省せざるを得ません。ご心配頂いた皆さまに心より厚く御礼申し上げます。
人生三つの坂。
上り坂。下り坂。まさか!
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