人類共存のために
令和3年2月3日
コロナの感染拡大が止まりません。東京はなお1000人台の感染者が出ていますし、大都市を抱えるその他の府県でも毎日「最多」が繰り返されています。この山口県そして下関市でも感染者がいないという日はなくなっています。このままでは昨年同様どころか昨年以上に蔓延が続くのではないかと懸念されている方も多いでありましょう。
周章狼狽疫病年 コロナ一向収まらず
右往左往慨嘆天 どうなることかと嘆くだけ但如常行雲流水 なれどゆく雲ゆく水から見れば
人類微粒子同然 人間ウイルス同じもの
上の星祭法語は冒頭に述べた収まらないコロナを嘆くだけの私たち人間のあり様を思って作りました。私がコロナに学んだことの一つが「祈り」であることは申し上げましたが、ワクチン接種が始まったとは言え、それがいつどの程度に効果を表わすかと考えるとともかくコロナの収束を祈り続けるしかないというのが人間でありましょう。
上の法語でウイルスを事典にあった「微粒子」という語にしましたが、はっきりしていることはウイルスが病原性を持っていることであり、無生物か生物かも曖昧な存在であるとなるとウイルス(ラテン語で毒の意味)と言うしかないのでありましょう。となると、私たちはこの得体のしれないウイルスと共存するしかないのだと思います。
私はコロナの共存の教えを世界人類が学ぶべきだと思います。コロナとの共存を人類の共存にすべきだと思います。コロナウイルスが地球に存在しているということは存在理由があるからに違いありません。人類も同じです。民族が違ってもそれぞれ同じように存在理由を持って存在していることは間違いありません。
コロナとの共存のためには私たちが感染しない手立てを取らなければなりませんが、人類の共存のために私たちはどんな手立てを取ればよいでしょうか。この手立てを皆さんに考えて頂きたいのです。家族親戚知人という卑近な例から考えて下さってもよいと思います。世界人類平和のために是非皆さまお知恵を下さい。
禍を転じて福となす
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