ウクライナに平和を! №672

 ウクライナに平和を!

令和4年3月12日

 先月24日、ロシアがウクライナに侵略しました。いまこれを書いているのは36日ですが、ロシア軍はキエフなどウクライナの主要都市への攻撃をやめていません。ユニセフによれば3日の時点で子ども17人が亡くなり30人がけがをしたと言います。新聞は民間人の犠牲者が227人に上ると伝えています。ウクライナに平和をと祈らざるを得ません。

 分けてあろうことかロシア軍は4日、欧州最大級と言われるサポロジエ原発を攻撃し制圧したと言います。ロシアが意図するところは原発の核兵器化でしょう。ロシアがどんな国か、改めてその恐ろしさを思うばかり。この暴挙を決して許してはなりません。いま私たちが何をすべきかを考えたいと思います。

 まず第一に求めたいのは国際連合の組織改革です。国連安全保障理事会の対ロ非難決議は常任理事国であるロシアの拒否権行使で意図する結果が得られませんでした。5か国の常任理事国のうち一国の拒否権行使で機能不全に陥ることはあってはならないと思います。常任理事国のあり方を再検討すべきです。その以前にロシアを常任理事国から外すべきでありましょう。

 第二にはこの侵略戦争が終結した段階で戦争責任を明確にする裁判をすべきだと思います。今後二度とこのような無法な侵略戦争が起こらないようにロシアとりわけプーチン大統領の責任を追及し断罪すべきです。連邦でも属国でもない独立国に対して無法な戦争を挑むことは絶対にあってはならないのです。

 第三には原発の問題です。原発の核兵器化が現実の問題になった以上原発はやめるべきです。我が国は福島原発事故を起こしながらいまだに脱原発を打ち出していません。電力会社の中には新設を目論んでいるところさえあるのは恥ずべきことでありましょう。この際与野党揃って脱原発を決定すべきでありましょう。切に希望したいと思います。

           <アフガニスタン人道危機救援寄付御礼>


 ご報告が遅くなりまして申し訳ありません。先達て皆さまにお願いしましたアフガニスタン人道危機救援寄付金全部で30232円になりました。寺分と合わせて96322円を216日、日赤宛送付しました。皆さまのお心に感謝しご報告申し上げます。


強権をほしいままにした独裁者も

最後には断罪されてきたのが歴史の教訓である

         22,3,5毎日新聞<余録>


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