お遍路で考えたこと③ルームキー紛失事件
令和4年7月17日
いやはや今回はボケの始まりの話です。いやボケの始まりかという話はすでに何回かしていますから今回はボケが進んでいる話と言った方が正しいかと思います。初日21日の宿舎、道後山の手ホテルで私は部屋のカギを見失ったのです。
最近のホテルは部屋がオートロックになっていますね。ということは、部屋から出る時にカギを持って出なければ再び部屋に入ることができません。いくら私でもそれは承知しています。泊まったホテルでは部屋に入ったらカギを所定の場所に置かないと明かりがつかないようになっていましたから部屋で見失うことはないシステムでした、
で、なのです。ホテルについてすぐ風呂に行ってのこと。上がろうとしてカギがないことに気づいたのです。脱衣かごの中に見当たりません。脱衣所の中にもないのです。ひょっとしてカギを持たずに来たかとフロントに頼んで部屋を開けて貰って探しましたがそこにもありません。仕方なく合いカギを借りる羽目になりました。
私は風呂へは部屋からどこにも寄らずにでしたから途中で紛失することは考えられません。ひょっとして落としたかとも思って廊下やエレベーターも確かめましたが見つかりません。こんなことってあるかという思いでした。それがそもそもボケなんでしょうね。その後、別の意味でこんなことってあるか、ということになったのです。
夕食が済んでのことです。もう一度風呂に行った時一緒になった方に「このかごに入れたはずなんだけどねー」と脱衣かごを傾けましたがやはりありません。ところが、その話を聞いていた隣の方が「これじゃないですか」とかごからカギを取り出してくれたのです。まさか、と思わず声を上げるほどびっくりでした。カギはかごの手前角にあったのです。
私が何度探してもカギを見つけられなかったのはカギが死角にあったからです。反省を込めて思いました。自分の確認には思いもつかない見落とし、死角があったということです。今回で言えば脱衣かごを確認したつもりで全体を確認していませんでした。このことは自分が思うことについても言えるでありましょう。反省です。
右よし左よし。出発進行!
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